普段、なにかとよく使う指には、意外と奇病と言われる病気が潜んでいることがあります。

普段は感じない違和感があったら、とても心配になりますよね。

しかし、毎日の生活のなかで当たり前のように使う指なので、指の異変には気づきやすいものです。

早い内に治療すれば、それだけ軽い治療ですみます。

初期症状を見逃さないためにも、指の病気にはどんな病気があるのか、把握していきましょう。

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気になる指の病気を紹介!奇病からよくある病気まで!

ここでは、奇病からよくある病気まで、指の症状別にまとめました。

  • 痛みを伴う病気
  • 変形を伴う病気
  • しびれを伴う病気
  • かゆみを伴う病気

外的な原因によるものもありますし、血液の状態など内的な原因によるものもあります。

それぞれの病気の詳しい情報は、症状別にご紹介しますので、まずは全体の概要を捉えてください。

手指に「痛み」を伴う病気

まずは、「痛み」や「腫れ」がみられる病気や奇病を紹介します。

詳しい記事の一覧

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◯母指CM関節症

手の使い過ぎや加齢が原因となる病気です。

母指(親指)の付け根の三番目の関節の軟骨がすり減り、親指に力を入れようとすると親指の付け根部分に痛みを伴います。

進行してくると親指の付け根部分が膨らんできて、親指が開きにくくなります。

◯関節リウマチ

特徴的な症状は関節の腫れです。

手首や指の関節に起きやすく、左右両側の関節にあらわれやすく対称性があります。

よく比較される「変形性関節炎」は、関節を動かしたときに痛みが出やすいのが特徴です。

じっとしていても痛みが出る場合は関節リウマチを疑ってください。

◯痛風性関節炎

血液中の尿酸値が高く、関節炎を起こしてしまう病気です。

足の親指の付け根に最も多くみられますが、手の関節にみられる場合もあるそうです。

◯ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

手首の親指側にある腱鞘と腱に炎症が起こり、手首の親指側が痛み、腫れも伴います。

親指を広げたり動かしたりすると疼痛が走ります。

◯ガングリオン

ゼリー状の物質が詰まった腫瘤ができます。

手の甲や手首の関節、指の付け根にできやすいと言われています。

腫瘤の大きさは米粒からピンポン玉大で痛みは伴いません。

しかし神経を圧迫している場合は、しびれや運動麻痺を起こすこともあります。

◯爪周囲炎

爪の周囲が傷つき細菌が入ることで炎症を起こします。

爪の周囲の痛みや腫れが見られ、悪化すると膿が溜まります。

指先の炎症ため、痛みが強いこともあります。

また、指先の腹側が化膿した場合は、ひょう疽(瘭疽)と言います。

◯デュピュイトラン拘縮

手のひらから指にかけて、コブのような硬結ができ、皮膚が引きつるため伸ばしにくくなります。

薬指や小指に多くみられますが、痛みや腫れはありません。

◯突き指

指先に大きな力が加わり、指の関節を支えるじん帯が部分的に断裂したり、関節の周辺を痛めてしまう障害のことです。

関節が少し曲がってしまう場合もあれば、内出血や腫れる場合もあります。

◯腱鞘炎

指を動かす働きのある腱とそれを包む腱鞘が擦れて炎症を起こしてしまい、痛みや腫れをもつ場合を腱鞘炎と言います。

手指の使いすぎが原因なので、安静にする必要があります。

◯ばね指

指の付け根部分に力が加わり、腱や腱鞘は炎症を起こし腱鞘炎になります。

さらに悪化すると腱と腱鞘の間で引っかかりが生じて、ばね現象が起こります。

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手指の「変形」を伴う病気

次に、指の「変形」がみられる病気や奇病を紹介します。

詳しい記事の一覧

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◯へバーデン結節

指の第一関節が変形して曲がってしまうのが特徴です。

変形の度合いは様々ですが、関節の外側に2つのコブ(結節)ができることが多く、関節の痛みや腫れも伴います。

◯ブシャール結節

指の第二関節が変形して曲がってしまうのが特徴です。

変形だけでなく第二関節周辺の痛みや腫れを伴います。

◯変形性関節炎

長期にわたり指に負担がかかることにより、軟骨がすり減り、骨が変形する病気です。

指の第一関節の場合は「ヘバーテン結節」、第二関節の場合は「ブシャール結節」と呼ばれます。

◯マレット変形(槌指)

指の第一関節が曲がり下に垂れ下がってしまい、指を伸ばそうと思っても自分で伸ばすことができません。

突き指とは異なり、指を伸ばす腱が切れていたり骨折をしている場合もあります。

◯強剛母指

乳児のころから母指(親指)の第一関節が曲がったままの状態をいいます。

親指の付け根にしこりがある場合もありますが、痛みはありません。

自然治癒することもありますが、5~6歳になっても治癒しない場合は手術を行います。

手指の「痺しび」を伴う病気

指にしびれが見られる時に、疑わしい病気や奇病を紹介します。

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yajirusi手の指のしびれ・むくみの原因とは!病院に行くべき?

◯手根管症候群

手の痺れの原因として代表的な病気です。

手のひらの付け根にある手根管で神経が圧迫され、痺れや痛み、運動麻痺を起こします。

手根管を通る神経は親指から薬指までなので、小指は通っていません。

つまり手根管症候群は小指には症状は出ません。

◯ギヨン管症候群

手根管症候群と対照的に、薬指と小指に痺れがある病気です。

小指側の尺骨神経管(ギヨン管)を通っている薬指と小指の神経が圧迫され、痺れを起こします。

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手指の「かゆみ」を伴う病気

手指にかゆみが出る場合も、病気かもしれません。

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◯進行性手掌角皮症

手あれが酷くなった手湿疹のことを指します。

酷い状態になると、指先が硬くなってしまい、指紋が消えてしまうことがあります。

◯主婦湿疹

主婦によく見られる手の湿疹のことです。

洗剤や水仕事によって、手にダメージを与えてしまうことが原因です。

◯掌蹠膿疱症

手指や手のひらに水泡ができてしまい、かゆみを伴います。

膿を含む水泡が、白っぽい色から徐々に赤っぽく変化して、最終的にはかさぶたになります。

皮膚科の治療を受けると早く治ります。

◯肝臓病

これは、手の病気ではありませんが、肝臓の機能が低下した時に、手に痒みを感じることがあります。

手の違和感は体の不調を表している可能性もあるのです。

◯腎臓病

腎臓病になると、皮膚が乾燥しやすくなりますが、手の皮膚が乾燥することがあります。

乾燥するとかゆみの症状につながってしまうのです。

まとめ

指に関連した病気を紹介してきました。よく耳にする病気もあれば初めて聞く病気もあったかもしれません。

指や手に気になる症状があったら、ぜひ参考にしてください。

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ただし、自己判断は治療を始めるタイミングを遅らせてしまいます。

症状に気づいたらそのままにせず、医療機関を受診することをおすすめします。