多汗症の人は、緊張したり、時には何もしていないのに手に汗をたくさんかいて困りますよね。

「手に汗握る」とよく言いますが、そんな言葉では済みません。

多汗症は、生活に支障が出るほど、本人がとても気にしているケースが多いのです。

でも、原因が分かれば解決の糸口が見つかります。

簡単に治る場合もあれば、重大な病気が潜んでいる場合もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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手の多汗症の原因は一つではない

以前は、手の多汗症の原因は特定できないとか、ストレスであるとされていました。

最近では、少しずつ特定できるようになってきています。

◯精神的なもの

人は体の多くの機能を、交感神経と副交感神経でバランスをとっています。

しかし、ストレスが多いと交感神経が刺激されてしまい、汗が多く出るのです。

もともと汗かきの人は、気にしすぎることでストレスを感じてしまいます。

  • 汗をかいてはいけないと不安になりすぎる
  • 極度の緊張で汗をかいたりする

このような経験がトラウマとなり、似た状況でストレスを感じるなども原因とされています。

また、緊張していないのに汗をかくこともあるのですが、この場合に交感神経が刺激される仕組みはまだよくわかっていません。

◯ホルモンバランスの乱れ

女性は更年期障害があり、それが原因の場合もあります。

妊娠でもホルモンバランスは乱れやすいので、多汗症になる可能性があります。

◯肥満

太りすぎると、内臓に脂肪がついてしまい、汗をかくことにつながります。

◯生活習慣のみだれ

例えば、コーヒーをたくさん飲みすぎることや、たばこの吸いすぎで汗をかく原因になるケースがあります。

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手の多汗症の原因は病気の場合も

手の多汗症が病気であるという、とても心配な場合もあります。

◯バセドウ病

甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。

  • イライラする
  • 手が震える
  • 汗を大量にかく
  • 眼球が飛び出たようになる

などの症状があります。

治療は甲状腺ホルモンの合成を抑える薬を使ったり、手術が必要になることがあるなど、専門医の観察が必要になります。

◯プランマー病

バセドウ病と同じ甲状腺異常の病気で、甲状腺に腫瘍ができることが原因です。

症状もとても似ていますが、眼球が飛び出るようなことはありません。

直すには、甲状腺の腫瘍を切除する手術が必要です。

◯褐色細胞腫

交感神経節細胞にできる腫瘍が原因です。

腫瘍からホルモンが分泌され、

  • 高血圧
  • 便秘
  • 大量の発汗
  • 頭痛

などの症状がでます。

治療は腫瘍を取り除く手術が必要です。

手に汗を大量にかくと同時に、体の不調があるときは、違い病気の可能性があります。

病院での検査、診察を受けることが必要になります。

手の多汗症の症状とは

最後に、「自分が手の多汗症かも!?」と心配している人のために、多汗症の人によく見られる症状についてお伝えします。

人は緊張すると手に汗をかくものですが、多汗症の症状とはどう違うのでしょうか。

◯手の多汗症と症状の特徴は異常なほどの汗

正常な人が手に汗をかくのと、多汗症の人が手に汗をかくのでは、大きな違いがあります。

  • 緊張した時は、もちろん、リラックスしているときでも汗をかく
  • 軽度であれば手がいつも湿っぽい状態だが、ひどくなると、滴るほどの汗をかく
  • 眠っているときは汗をかかない

このように異常な汗が出るのが多汗症です。

◯日常生活が困難になる

私たちは日常生活で手を使うことが多いですが、多汗症になると手が汗で滑るなどで、それが困難になります。

  • 電車などの吊り輪が握れない
  • パソコンのキーボードに汗が落ちる
  • スマホが使えない
  • 人に少し触れただけで、相手に汗が付く
  • 握手ができない

など仕事や、コミュニケーションの妨げにもなり、気にするあまり人と関わらなくなる場合もあります。

これらの症状に当てはまる場合は、多汗症かどうか正しい判断をするために、皮膚科の受診おすすめします。

そこまで酷い症状が見られなくても、あなたが気にしすぎてしまうことによって、ストレス性の多汗症になることがあるので注意して下さい。

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まとめ

自分が多汗症かなと思うときは、まず、こまめに汗を拭きとることが必要になります。

そして、多汗症かなと不安がったり、心配しすぎるのもよくありません。

人は、汗をかいて体温の調節をしているので、少しぐらい平気だと割り切ることも大切かもしれませんね。

でも、やはり、異常なほど汗をかいて生活に支障があるときは、皮膚科を受診することをおすすめします。

適切な処置、薬や治療をしてくれます。

また、大量の手汗とともに、他の症状が出たときはほかの病気の可能性高いです。

病気であれば、治療か手術が必要になってきますし、そのままにしておきことは悪化になるので、すぐに病院での診察をおすすめします。

このような場合は、まずは病気を確定することが必要ですので、内科への受診をおすすめします。