気温が高いわけでもないし、体に汗もかいていないのに、手のひらだけが熱い・・・。

保冷剤などで冷やしてみても、離してしまうとまたすぐ熱くなってしまうような時、

「もしかしたら何かの病気かも?」

と不安になりますよね。

手のひらが熱くなるのは、一体なぜなのでしょうか。

症状から考えられる原因や病気と、対処法をまとめました。

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手のひらが熱い原因とは

実は、もともと生まれつき手のひらの温度が高い体質の人もいます。

しかしそうではなく、急に「手のひらが熱い」という症状が現れた場合には、以下のような病気が考えられます。

◯冷え性

一般的に「冷え性」というと、寒がりで手足が冷えるものというイメージがあります。

しかし、中には暑がりの冷え性という矛盾するような症状が現れることがあります。

寒い、冷たいことと、暑い、熱いことは正反対のようですが、実は両方とも冷え性の典型的な症状なのです。

例えば、手足が冷たく感じられる状態の時でも、体全体をみると、胴体や頭に熱が集中していることがあります。

この場合の冷え性は、体の中心部は熱いのに、手足が冷えているんですね。

手足が熱く感じられたり、ほてったりするのは、手足が冷たく感じる人よりも冷えが極度に進んでいる可能性があるので要注意です。

◯自律神経失調症

自律神経とは、内臓や筋肉などに指令を伝える神経系のひとつで、自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して体の機能をコントロールしてくれる神経です。

例えば、内臓を動かしたり、血液を流したりすることは、自分で意識してもできないですよね。

これらの自分の意思ではコントロールできないことを司っているのが、自律神経です。

しかし

  • 不規則な生活
  • 精神的なストレス

などが原因で、自律神経の働きが乱れてしまうと、うまく体温調節ができなくなり、手のひらが熱いという症状となって現れるのです。

その他にも肩こり・腰痛など様々な不快な症状を引き起こします。

◯更年期障害

女性の場合は、更年期障害の可能性もあります。

更年期障害は、40~50代の閉経後の女性に見られる症状です。

女性ホルモンのバランスが崩れることで、自律神経も連動して乱れ、体温調節がうまくできなくなって、手のひらが熱くなることがあるのです。

その結果、手のひらや顔のほてりなど部分的な熱さ、下半身の冷え、むくみなどが現れます。

特に、若い頃から冷え性だった女性は、更年期にさらに悪化する可能性があるため、注意が必要です。

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症状を改善するには

このように、手のひらがほてって熱い症状の原因は、冷えや自律神経の乱れが大きく関係していることがわかります。

では、どのように対処すればいいのでしょうか。

◯とにかく温める

手が熱いと冷やしたくなりますが、それでは逆効果になってしまいます。

とにかく体を冷やすことを避け、特に内臓から温めて、血行を良くしましょう。

具体的には、

  • 半身浴や足湯につかる
  • カイロで温める
  • ウォーキングなどの軽い運動

も血行を良くするのに効果的です。

◯規則正しい生活にシフト

夜更かしや不規則な生活など、体のリズムを無視したライフスタイルも、自律神経の乱れを引き起こす原因のひとつです。

この機会に、今一度自分の生活を見直して、

  • 睡眠
  • バランスの取れた食事
  • 適度な運動

など、生活のリズムを整えるようにしましょう。

手足がほてってなんだか寝付けないという時は、テレビやスマホなどを見てしまうと悪循環になりますので、睡眠以外にもゆったりしたリラックスタイムを作るなど工夫しましょう。

またビタミンB群は、神経の働きを正常に保つ作用があり、逆に強いストレスがかかると急激に消費されてしまいます。

その他、ビタミンA、ビタミンEも自律神経をコントロールし、症状を緩和させてくれますので、これらを積極的に摂取するようにするといいですね。

疲れやストレスを軽減し、精神を安定させる

自律神経の乱れには、過剰なストレスも大きく関与しています。

とは言え、急にストレスの少ない生活環境に変えるのは難しいですよね。

そんな時は、

  • 20分程度の有酸素運動(ジョギング、ウォーキング、ヨガなど)
  • 寝る前30分~1時間前に入浴し、湯船につかる
  • ベットに入る前に、その日のもやもやを紙に書き出す
  • 音楽やアロマなどで、リラックスした状態で眠りにつく

など、日常生活で取り入れやすいところから始めてみましょう。

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まとめ

手のひらが熱く感じたり、ほてったりするのは、自律神経の乱れや冷えなどを教えてくれています。

「もともと冷え性だから」

「一時的なものだろう」

と片付けてしまわずに、今一度自分の生活や体のことを見直してみませんか。

また症状が重い場合には心臓病や、手のほてりと供に痛みやしびれが感じられる場合は、手根管症候群などの病気の可能性もあります。

自律神経失調症も、自宅での改善法が有効でない場合は、薬が処方されることもありますので、気になる症状が続く際は無理せずに医療機関を受診するようにしましょう。