ある日突然、指にできものができてしまったら、気になりますよね。

  • イボ?
  • ニキビ?
  • かゆくないし単なる水疱?
  • 吹き出もの?
  • 痛みがなければ放置しても大丈夫?
  • でも万一、腫瘍や他の病気だったらどうしよう・・・?

気になりつつも手指は人目にも付きやすいので、原因が分からないまま爪切りなどで切り取ってしまったり、自分でいじってしまう人も多いのではないでしょうか。

でもちょっと待って!

指のできものには、思わぬ病気が隠れていることもあります。

まずはきちんと原因や病名などを把握して、それから正しい対処をするようにしましょう。

今回は、指のできものについて、形状や症状から判定する方法をご紹介します。

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指のできもので考えられる5つの症状

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指にできたできものの色によって、ある程度、病気を推測することができます。

色以外にもかゆみや状態の変化などをお伝えしていきますので、あなたの指に近い状態を確認してください。

1)白っぽい水泡で、かゆみはない白ニキビみたいなできもの

汗疱(かんぽう)

特に指の側面に小さな水疱が多数現れ、かゆみがない場合は、汗疱(かんぽう)が疑われます。

見た目は白ニキビみたいな感じですね。

汗疱の原因は明らかではありませんが、夏期によく汗をかく人が多いことから、汗が間接的な影響を及ぼしているのでは、と言われています。

通常2~3週間で角質になって剥がれ、治っていきます。

汗疱に気付いたら、なるべく水仕事を控え、めくれてきた皮膚はむしらないようにしましょう。

もしかゆみが強い、また年間を通じて症状が見られる場合には、速やかに皮膚科を受診しましょう。

イボ

指の付け根にできた白いイボはこんな感じです。

これが悪化して赤くなったり黒くなったりすると、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と言われます。

後ほど詳しく解説します。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

指や手のひらにたくさんの水泡ができ、かゆみが伴います。

膿疱とは、膿を含んでいる水ぶくれのことで、白や透明のできものができます。

症状が進んでいくと、黄色っぽくなったり赤くなったりと色が変わっていき、次第にかさぶたになっていきます。

手の指にできものができるだけでなく、首や腰にも炎症が起こるケースがあります。

考えられている原因は

  • 扁桃炎
  • 歯周病
  • 虫歯
  • 副鼻腔炎
  • 金属アレルギー
  • 喫煙

とされていますが、はっきりと明らかになっていません。

体の免疫力が低下するために発症するとも言われています。

単なる白ニキビだから潰せばいいや、と対処するのも1つの方法ですが、気になる場合は、医者に診てもらうとよいでしょう。

細菌が原因ではないので、抗生物質は効きません。

ステロイド剤や、ビタミンD3軟膏が皮膚科では処方されます。

紫外線療法も効果があるようです。

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3)芯が硬く、痛みを伴うイボ

魚の目

表面に波のような模様があり、中心が魚の目のような硬い芯があります。

周囲との境界がはっきりしていて、進行すると触った時に痛みを感じます。

芯を完全に取り除くことが治すのに必要ですが、手に魚の目が出来ることはまれです。

いぼの可能性が高いのですが、ウィルス性のイボの場合は感染してしまうため、むやみに取り除いては危険です。

もし判断が付きにくい場合は、皮膚科に受診した方が安全です。

4)皮膚の表面がガサガサして、赤または黒の点々が見え、痛みはないイボ

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ささくれなど傷のある皮膚から感染する、ウィルス性のイボです。

手指の他、足や顔など露出の多いところに出来やすく、特に痛みはありません。

皮が厚くなっているため、自分で削ってしまおうとしてしまいがちですが、血管が通っているためすぐに出血します。

また傷をつけたりすると、イボが大きくなり、数も増えてしまいますので、注意が必要です。

接触で他の人にも感染しますので、家族に伝染したりしないように、早めに病院で治療しましょう。

特に怪我が多い子供に出来やすく、また子供の場合は免疫力が弱いため、どんどん悪化してしまいます。

イボが増えてしまう前に、早めの治療が大切です。

5)赤く、痛みが伴うできもの

主婦湿疹

手のみの湿疹で、押すと痛みを感じます。

爪や指先周辺にでき、激しいかゆみを感じます。

原因は、皮膚表面の角層間脂質が削られて、皮膚の保護が出来なくなり、湿疹を引き起こすため、と考えられています。

  • 洗剤
  • シャンプー

などを使うことによって、皮膚に負担をかけてしまうため、できるだけ洗剤に触れる時間を短くすることが大切です。

またゴム手袋をして作業することも一つの方法です。

ステロイド剤などの塗り薬が効果的です。

マラセチア毛包炎

マラセチア菌と呼ばれるカビによって引き起こされるものです。

にきびのような小さく赤いぶつぶつが出ますが、ニキビとは違いたくさんのブツブツが発生します。

かゆみは軽度か、それほどありません。

原因は、夏場に汗をかき、マラセチア菌が繁殖してしまうことにより起こります。

肌を清潔に保つことが大切です。

また肌に優しいボディソープで洗い、菌が繁殖しないように気を付けてください。

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その他の指のトラブル

今までご紹介してきた指のできものは肌のトラブルでした。

間接周辺にできるできものは、腫瘍である場合もあります。

関節近くにできる小さな水ぶくれ、または「こぶ」のようなできもの

ガングリオン

指の第一関節(爪に近いところ)や、手の関節まわりに米粒大〜ピンポン玉くらいのこぶができていたら、ガングリオンの可能性があります。

こぶはゼリー状のどろっとした液体が入っているため、ブヨブヨしているか、または固くなっていることもあります。

触ったりしても、基本的に痛みはありません。

ガングリオンの詳しい原因はまだ分かっていませんが、関節液が袋状の組織に溜まってくることで発生するのでは、と言われています。

良性の腫瘍であり、痛みもなく大きくなるようなこともない場合は、経過観察で問題ありません。

ただ痛みや痺れ、また徐々に大きくなってくる場合には、速やかに医療機関を受診しましょう。

指の爪の周りから関節部分が赤く腫れて、ズキズキと痛む

ひょう疽

主に爪の周りから、黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こる皮膚の病気です。

  • 水仕事をする主婦
  • 調理人
  • 手荒れしやすい人
  • 指しゃぶりの多い赤ちゃん

がかかりやすいと言われています。

抵抗力のある大人は、痛みとかゆみ程度で済むことが多く、患部を清潔にしていれば自然治癒する場合がほとんどのようです。

しかし感染元の傷口が大きかったり、炎症が深い場合には、膿疱(のうほう)の影響で腫れが大きくなってしまいます。

指を曲げにくくなったり、激しい痛みを伴って膿が出ることもあります。

このように重症化している場合は、自然に治ることは難しく、さらに悪化してしまうため、早めに皮膚科で診てもらいましょう。

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まとめ

一言で指のできものと言っても、その原因から対処法や治療法は様々です。

中には接触で他の人にも感染したり再発してしまうものもありますので、注意してください。

今回は、

  • かゆくない水疱
  • ニキビ
  • イボ
  • 魚の目
  • タコ
  • ひょう疽

などを紹介しました。

痛みがないから、かゆみがないからといって放置したりせず、気になる症状が続く場合には、早めに医師の診断を受けましょう。

またよくある手指のできものとして、タコや魚の目、湿疹があります。

これらについては、また別の記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。