手の指先が変色すると不安になりますよね。

突き指したり、ぶつけたりした記憶はないし、痛みもない・・・。

そんな場合でも放置せずに、適切な対処をするようにしてください。

もし、指先の色が

  • 白くなったり
  • 赤紫色になったり

している場合は、指先の内部の血液に何らかの原因があります。

今回は、指が変色する原因と、考えられる病気についてまとめました。

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指先が白い色に変色すると危険

指先が白い色に変わる状態は、少し注意が必要です。

  • 手指や足の皮膚が白く変色している
  • しびれや違和感がある

このような場合はパージャー病という動脈の病気が疑われます。

手足へ血液を送る動脈が炎症を起こすことにより血管が詰まってしまい、色が白く変色してしまいます。

はっきりした原因は不明ですが、タバコを吸わない方にはほとんど発症しないことから、喫煙が何らかの要因となっていると考えられています。

この病気は圧倒的に男性が多く、20~40才の比較的若い喫煙男性を中心に発症しています。

〇パージャー病の症状

初期

冷感を伴って皮膚が白っぽくなりますが、慢性化すると、皮膚は赤紫色になり痛みを伴うようになります。

重症化した場合

激しい痛みを伴い、歩行が困難になります。

さらには指が壊死して、最悪の場合は手足の切断手術にいたることもあるため、注意が必要です。

パージャー病は、公費負担のある難病指定を受けている病気です。

〇必要な処置

喫煙していて、これらの症状に心当たりがある場合は、速やかに病院を受診しましょう。

また予防法、治療法ともに、禁煙を遵守することが必要となります。

禁煙できないと、治療を行っても効果がなく、また再発を繰り返してしまいます。

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指先が冷えることによって白い色に変色する場合も!

指先の変色は血流が悪くなることによって発症しますが、直接的には冷えがきっかけで発症することがあります。

それは、レイノー現象という症状で、

  • 冬場に冷たい外気に触れる
  • 冷水で洗い物をする

などによって指先が冷え、白く変色してしまう状態を指します。

特に若い女性に多く、白くなった後にチアノーゼと言われる青紫色になり、さらに赤く変色するという経緯を辿ります。

症状が軽いうちは、レイノー現象が出ても温めてしばらく(おおよそ30分以内)すると、元の状態に戻ります。

しかし再発することがあり、なかなか症状を改善できないままにいると、指や足先から全身に広がってしまうことがあります。

〇レイノー現象の原因

レイノー現象を引き起こす原因となる病気は、

  • 膠原病(こうげんびょう) ※最も多い
  • 閉塞性動脈疾患
  • 神経疾患
  • 糖尿病
  • バセドウ病

などが挙げられます。

他にも原因となる病気がありますが、どれも血流に関係している病気です。

レイノー現象は、特に膠原病の初期症状として現れることが多いため、「レイノー現象かも?」と思われる症状が見られたら、早期に医療機関を受診しましょう。

〇治療と予防法について

レイノー現象の具体的な治療としては、まず現象を起こしている原因となる病気を把握し、正しく治療することです。

早めに治療すれば、レイノー現象も重症化することはありません。

またその他に、予防法として以下のことが勧められています。

  • 水を使う仕事の場合は、冷たい水は極力避けて、ゴム手袋を使うなどの工夫を
  • 寒い季節は、外出時に手袋をしたり、とにかく手足を冷やさないように
  • 食事の栄養バランス(特にビタミン不足)を見直しましょう
  • 血管の収縮を避けるため、カフェイン、タバコなどを控える
  • 上手にリフレッシュして、ストレスを溜めないこと

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尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)

突然皮膚の色が抜け、白い斑点ができている場合、尋常性白斑の可能性があります。

はじめは、指の先ほどの小さい白い斑点が2~3個でき、次第に数や範囲が広がっていきます。

現在のところ、根本的な原因はまだ解明されていませんが、何らかのストレス(怪我や火傷、日焼けなど)が引き金となって発症するのではと言われています。

原因がよくわかっていないため、根本的な治療法はまだ確立されていませんが、

  • レーザー治療
  • ステロイド
  • 副腎皮質ホルモンの外用や内服

などの方法があり、根気よく治療を続けていくことが重要です。

まとめ

打撲や突き指など以外で、指先が突然白く変色するようなことがあったら注意が必要です。

一過性のものでなく、繰り返し変色するようなことがあれば、速やかに医療機関を受診しましょう。

またいずれの場合も、血流や血行不良を起こしていることがそもそもの要因ですから、これらの症状が見られたら、それは体からのサインであると言えます。

  • すぐ治るだろう
  • 冷え性だから

と簡単に片付けてしまわずに、

  • 喫煙の習慣
  • 食生活の乱
  • ストレスが溜まっていないか

など、今一度、自分自身の生活を見直してみましょう。