指の関節に黒ずみができていることに気付くと気になりますよね。
よく、「手には年齢があらわれる」と言われます。しっとりした肌やシワのない手、憧れますよね。
ネイルケアやハンドケアをしてきれいな手を保っていても、いくつかの原因によって指の関節が黒ずんでしまうことがあります。
今回は、指の黒ずみの対策と原因についてお伝えしていきます。
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この記事の目次
指の黒ずみ対策
指の関節が黒ずんでいると、汚れているように見えたり汚いような気がして気になってしまいます。
しかし黒ずみとは汚れではなく、メラニン色素の沈着が原因です。
では、その黒ずみ対策を紹介していきます。
◯刺激しない
外部からの刺激をなるべく減らすために、擦ったりして刺激を与えるのは控えましょう。
黒ずみを無くしたいとゴシゴシ洗う人がいますが、それは肌への刺激になり逆効果です。
ますます黒くなってしまうのでやめましょう。
とくに関節の黒ずみが気になる場合、関節が何かに接触することを避けるようにします。
手袋をつけて関節を保護するのもよい方法ですね。
関節を擦るクセや鳴らすクセがあれば、やめるように気をつけてください。
◯黒ずみ除去専用クリームを使う
黒ずみ対策に作られた専用のクリームというものがあります。
他にも様々なクリームが販売されていますが、黒ずみ専用の美白効果のあるクリームを選ぶことが大切です。
【黒ずみに有効な成分】
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- 甘草エキス
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
これらの成分が、メラニン色素の生成を抑えて肌の生まれ変わりを助け、黒ずみを解消させる働きがあります。
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黒ずみの原因3つ!関節が黒いのはなぜ?
1)刺激による色素沈着
メラニン色素は、日焼けをしたらシミをつくる原因になることで有名です。
しかし、日焼けをしていなくても刺激により黒ずんでしまうのです。
刺激というのは、関節を動かしたり擦ったりというのもそれにあたります。
肘や膝の関節も黒ずみますよね。
肘をついたり膝をついたり、関節を曲げる頻度が高いので、どうしても黒ずみます。
2)関節の特異性
関節は、常に伸びたり縮んだりしている稼働域です。
そのため肌が他の場所より薄く、角質も硬くなります。
この関節特有の肌環境によりメラニンが堆積しやすく、また排出しにくい状況になるのです。
3)ホルモンバランスの乱れ
私たちの体は、ホルモンバランスが崩れるとメラニンを生成する働きのあるメラノサイトという細胞が刺激されます。
その結果メラニンを生成して黒ずみを作ってしまいます。
メラニンは関節付近に堆積しやすく、それにより関節が黒ずみやすくなります。
関節の黒ずみ、病気の可能性も!?
黒ずみの原因は刺激によるメラニンの色素沈着だけでなく、ホルモンバランスの乱れもそのひとつであることを紹介しました。
黒ずみ専用のクリームを使っていても、
- あまり効果が感じられない
- 黒ずみの度合いが強い
という場合は、体の不調からくる黒ずみの可能性も否定できません。
ホルモンバランスの乱れの他に、肝臓や心臓の不調が原因であることも考えられます。
黒ずみ専用のクリームは、肌の生まれ変わりを改善させる働きがあるので、使い始めてから1か月から2か月ぐらいで効果が出てくると言われています。
それより長く使い続けているのに、明らかに黒ずみに変化が見られないと感じる時は、かかりつけの病院に相談してみるといいかもしれませんね。
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まとめ
指の黒ずみは、指を動かしたり擦ったりする刺激によって色素沈着がおこります。
特に関節は頻繁に伸び縮みする場所で、皮膚も薄いため黒ずみやすい箇所です。
擦るクセなどがあると気付いたら、刺激を与えないように改善してください。
また、
- クリームで改善が見られない
- 黒ずみの度合いが強い
と感じるときは、病気が潜んでいる可能性もありますので医師に相談することをおすすめします。
いずれにしても適切な黒ずみ対策をして、すらっとキレイな指をキープできるようにケアしましょう。