もし手の爪が厚いことに気づいたら、何かしらの病気が潜んでいる可能性があります。

「なんかいつもと爪の感じがちがうな?」と思ったら、ちょっと気をつけてみてください。

爪は体の健康状態を教えてくれるバロメーターと言われますが、体に異常がある場合、爪の色や形になって表れることがあるのです。

今回は、手の爪が厚い場合に考えられる病気の原因と、その対策についてふれていきたいと思います。

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手の爪が厚い!気になる原因は?

手の爪が厚くなる原因として、2つの原因が考えられます。

  1. 白癬菌の感染
  2. ばち指

順番に説明していきますね。

1)白癬菌の感染

白癬菌とは水虫の原因となるカビのことです。

爪が厚くなる前に、色が白っぽく変色して、爪の強度が低下していきます。

次第に爪が厚くなって、悪化するとはがれ落ちることもあります。

さらに注意が必要なのは、白癬菌が隣の指の爪に感染することがあります。

2)ばち指

ばち指とは、爪や指の先が膨れ上がり、太鼓を叩く「ばち」のような形に変形してしまいます。

痛みはありませんが、その変形が親指や人差し指から始まり、だんだん他の指にも起こっていきます。

血管の成長に影響を与える、たんぱく質の量が関係していると言われています。

  • 肺がん
  • 肺膿瘍
  • 気管支拡張症

など肺の疾患がある場合に発症する、と考えられています。

しかし、肺炎や喘息などの病気では発症しません。

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ばち指の場合は特に注意が必要

ばち指は、病気を発見したギリシャの哲学者の名前をとって「ヒポクラテス指」と呼ばれたり、爪の形が昔の時計のガラスに似ているため「時計ガラス爪」と呼ばれることもあります。

肺がん患者の6割以上に、ばち指の症状が出るという報告もあり、咳やタンなどの肺がんの初期症状よりも先にばち指を発症すると言われています。

ただ、ばち指が現れるのは原発性の肺がんの場合で、転移性の肺がんになると、発症率はかなり低くなります。

ばち指を治すには、その原因となっている肺の病気を治すことです。

肺が健康な状態に戻れば、ばち指も治りますので、健康のバロメーターとして爪の状態をチェックしたいですね。

日ごろから爪の「色」と「形」の観察を

◯色

爪は、体の中を流れる血液の色を映し出しているガラス窓の役割を果たしています。

健康な人の爪は薄いピンク色です。

体調に異常がある場合は

  • 白っぽく混濁

など、に変色します。

疲労やストレス、栄養不足が原因の場合もあれば、重篤な内臓疾患の場合もあります。

◯形

爪の表面がデコボコになったり、爪の厚みが増したり薄くなったりと、形に異常が現れます。

加齢による老化現象や、疲れが原因の場合もあれば、大きな病気の前兆の場合もあります。

日ごろから、爪をよく観察して体のサインを見逃さないようにしましょう。

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まとめ

爪には自分の健康状態が現れます。疲れやストレスが溜まっていたり、病気の前触れの場合もあります。

手の爪が厚くなってきたら、肺に関わる疾病が疑われます。

少しでも心当たりがある場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

自分の本来の爪の色や形を、普段から観察する習慣をつけておくことが大切ですね。