手指を脱臼してしまうと、痛みで曲がらない時もあるくらい辛いですよね。

バレーボールやドッジボールをしている時に、ボールで強く指を弾いてしまったり、転んでとっさに手をついて脱臼してしまうことがあります。

指先の骨は細く華奢にできているため、体の他の部分に比べても脱臼しやすく、また激しい痛みや腫れを伴ってしまうのです。

もし指を脱臼してしまったら、正しい治し方を知っていますか?

脱臼してしまった時の応急処置や、その後の対処についてお伝えしていきます。

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手指を脱臼した時にやってはいけない治し方

関節は、骨と骨とが向かい合って成り立っています。

転倒やスポーツなどで関節に無理な力が加わり、骨が本来の正しい位置からずれてしまうことを脱臼と言います。

また関節を支えている靭帯雨や関節包なども、一緒に損傷してしまう場合があります。

指先を脱臼すると激しい痛みがあり、炎症、内出血、患部の腫れが起こり、本来の動きができなくなってしまいます。

◯この治し方はNG

指を戻そうと思って慌てて引っ張ったりしてしまいがちです。

しかし、自分で無理に治そうとするのは危険なのでやめましょう。

骨がさらにずれてしまったり、靭帯を損傷してしまうなど、状態を悪化させてしまうこともありますよ。

では、脱臼してしまった時はどんな応急処置をすべきなのでしょうか。

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脱臼してしまった時の応急処置

指を脱臼した場合は、医者の治療を受けるようにしてください。

そして、医者に診てもらうまでの応急処置も適切に行うようにしましょう。

1)まず安静にして患部を固定

スポーツ中であればすぐに競技をストップしてください。

脱臼が疑われる箇所を、痛くない(子供の場合は、本人が痛がらない)状態に、布などを利用して固定します。

自己判断で、無理に押したり引っ張ったりすることは、絶対にやめましょう。

2)腫れが見られる時は、患部を冷やす

患部が腫れたり、熱を持っている場合は、流水やアイスパックなどで冷やしましょう。

3)指先を心臓よりも高い位置に

内出血や炎症を抑えるため、脱臼してしまった指先を心臓よりも高い位置に挙げます。

ただし痛みを感じない、可能な範囲で構いません。

そして顔色や指先の血色に注意しながら、速やかに病院へ行きましょう。

手指脱臼の治し方

指を脱臼してしまった場合、病院でレントゲンなどの検査をしたあと、関節を元の位置に戻す(整復と言います)治療をします。

整復後は、患部が動かないように固定し、痛みを和らげるための鎮痛剤や、腫れを抑える内服薬、炎症を抑える外用薬などが処方されます。

治るまでには、脱臼や損傷の具合によりますが、2~4週間ほどかかることが多いようです。

また指先を長期間固定しているため、指が元のように動くようにするため、その後リハビリ期間も必要になります。

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まとめ

脱臼と聞くと、スポーツ選手や運動をよくする人のケガのように思われがちですが、転倒など日常生活の中でも充分に起こり得るものです。

特にお子さんが脱臼してしまった時は、ついつい慌ててしまいますよね。

しかし適切な応急処置をすることで、その後の治療期間の短縮にもつながりますので、正しい方法を知り、落ち着いて処置しましょう。

そして何より大事なのは、自己判断でむやみに指を引っ張ったりして戻そうとしないこと。

必ず医療期間を受診しましょう。

また治ったように思って、途中で治療やリハビリをやめてしまうと、痛みが長引いたり、脱臼しやすい状態になってしまうことがありますので、根気よく続けて完治させるようにしましょう。