指にできるうす紫色の内出血。

手の指を机の角にぶつけるなど、原因がはっきりしていることもありますが、突然ズキッと痛みが走ったと思ったら内出血になる場合もあります。

でも、適切な処置をすればそんなに不安に感じる必要はありません。

今回は、手の指の内出血の原因と、注意しなければならないこと、そして応急処置についてご説明します。

SponsordLink

指の内出血。考えられる原因は?

そもそも内出血とは血管だけ破れて皮膚や粘膜は無事だった際に、出血した血液が体内に溜まっている状態です。

皮膚の下に血が溜まっているため、皮膚の上からは紫色のあざのように見えます。

血液は赤いはずですが、内出血が紫や青色っぽく見えるのは、皮膚に含まれるメラニン要素によるものと言われています。

◯内出血の分かりやすい原因

内出血の原因として最も多いのは、

  • 打撲
  • 打ち身
  • 突き指

などです。

特に覚えがなくても、他のことに集中している時や寝ている時など、無意識のうちにぶつけている場合もあります。

◯内出血の分かりにくい原因

また強く打ちつけていなくても、内出血になる場合があります。

  • 毛細血管が細い人
  • 毛細血管が弱くなっている人

は、少しの負荷(長めの拍手や普通の流水程度の刺激)でも、切れてしまうことがあるからです。

内出血しているところに痛みが感じられて、かつ他の箇所に拡大することがないようであれば、基本的には問題ありません。

SponsordLink

内出血の応急処置について

手指は、何をするにも使う体の部位ですし、目立ちますので早く治したいですよね。

ここでは、内出血を早く改善するために自分でできる応急処置についてお話します。

1)まずは冷やすこと

内出血が起きたら、まずは冷やしましょう。

できれば、24時間以内に冷やすことが望ましいです。

内出血している患部は、炎症が起きており熱を持っています。

そのため、冷やすことで炎症を抑え、腫れを引かせる効果も期待できます。

ただし直接氷を当ててしまうと皮膚にダメージがありますので、冷却パックをタオルやガーゼなどに巻いて冷やすようにしましょう。

また手を心臓よりも高く上げることで、内出血の量を減らすことができます。

2)腫れが収まってきたら、温める

患部を冷やすことで腫れが引いてきたら、今度は逆に温めることで血行を良くします。

血行を促進することで治すための栄養を運ばれやすくし、人が本来持っている「自然治癒力」を活性化させるためです。

  • 温湿布
  • じっくり入浴する
  • 36~37℃前後の体温に近い温度に温めたタオルを当てる

などして、血の流れを良くしてあげましょう。

ただし、内出血が起こってすぐは炎症が収まっておらず、症状が悪化したり痛みが強くなったりしますので、まずは冷やして炎症が抑えてそれから温めるようにしましょう。

また患部を揉んだりすることも、悪化させてしまいますのでNGです。

3)適切な栄養を摂る

内出血が起きたら、血流を活発にすることで治りが早くなります。

温めることに加え、食事からも必要な成分を積極的に摂取するようにしましょう。

ここで必要な成分とは、ヘモグロビンを作るために必要な「鉄分」と、その鉄分を効率良く吸収するために必要な「ビタミンC」の二種類になります。

またビタミンKが不足すると、内出血が起こりやすくなります。

よく内出血を起こしてしまうという方は、予防のために、ビタミンKを意識して摂るようにしてみましょう。

鉄分、ビタミンC、ビタミンKが多く含まれる主な食材は、以下の通りです。

鉄分

プルーン・小松菜・あさり・ひじき・レバー・牛肉 など

ビタミンC

アセロラ・パセリ・レモン・いちご・ピーマン など

ビタミンK

納豆、ほうれん草、モロヘイヤ など

骨折が疑われる場合

内出血が起こった後、以下の症状が見られる場合は、骨折している可能性があります。

  • 指の内出血がひどく、腫れが引かない(指の関節が倍ぐらいに腫れている)
  • 指の関節を曲げることができない
  • 指が横にグラグラする(不自然な方向へ動く)
  • 指の形状が明らかに変形している
  • 1週間以上、痛みが続く

放置すると、後遺症が残ってしまう場合もありますので、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

SponsordLink

まとめ

基本的には、打撲など外部からの刺激による手指の内出血の場合は、1週間程度で治り心配ないことがほとんどです。

内出血に気付いたら「すぐ冷やす」こと、そして腫れが引いてきたタイミングで「温める」ようにしましょう。

また回復の基本である、安静(睡眠)と食事によって自己治癒力を高めることも忘れずに。

ただし、

  • 骨折が疑われる
  • どんどん範囲が拡大する
  • 指以外の箇所(脇の下、足など)にも心当たりのない内出血が見られる

ような場合は注意が必要。

その他の病気の可能性が疑われますので、すぐに病院で診てもらいましょう。