日常生活の中や、球技などのスポーツをする機会が多いと、指の捻挫はよくしてしまうケガですね。

確かにとても痛いのですが、命に関わるものではないので、つい軽く見て放置しまいがちです。

でも、指の捻挫も軽度から重度まで様々で、処置が遅れると大変なこともあるのですよ。

今回は指の捻挫の正しい処置、長引く腫れの正しい処置の方法について解説していきます。

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指の捻挫の正しい処置

正しい処置をお伝えする前に絶対にしてはいけないことがあります。

  • 手を振ること
  • 指を伸ばすこと

捻挫をすると、指の靭帯や神経が傷ついて炎症を起こします。

傷ついた指に無理な力を加えると、指の関節などに悪影響を与え、捻挫がなかなか治らない原因になるからです。

捻挫したらすぐに「RICE処置」という方法を取るようにしましょう。

◯Rest(静かにする)

内出血や炎症をひどくしないために、運動や作業を止めて、けがをしたところを触らないようにする

◯Ice(ひやす)

炎症を最小限に押さえるために、最低でも15分ほど、冷水や氷を使って冷やす、湿布なども効果的

また、温めるとよいというのは噂で、温めるのは内出血が治まってからです。

◯Compression(固定する/圧迫する)

指をまっすぐにして固定する

包帯などで軽く圧迫して、血流を止めて腫れを抑える

◯Elevation(上げる)

手を心臓より高くあげて、内出血の量を減らす。これをすぐにすることで、回復の時間が変わってくることが多いです。

また、「RICE処置」の4つの中で、最も重要なのはすぐに冷やすことです。

冷やすことで、腫れをしっかり抑えることができます。

腫れは痛みの原因になるため、捻挫の症状を少なくすることができます。

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症状の確認方法、病院に行くべき症状とは

捻挫の症状には軽いものから、ひどいものまであり、軽度、中度、重度まであります。

その、症状の見分け方や確認方法を知っておくと、どんな治療がいるのか、治るまでどれぐらいかかるのかわかるので安心です。

〇軽度

状態

痛みも腫れも軽く一時的に靱帯が伸びている。

症状

捻挫の箇所を押すと痛い

治療法

捻挫の箇所を湿布で冷やし、固定してできるだけ動かさない

完治までの時間・・2~3週間

〇中度

状態

靱帯の一部が切れている

症状

捻挫した関節が腫れ、自分か他人が曲げると痛む。痛くてもなんとか曲げられる

治療法

包帯やテーピングなどで固定する。

完治までの時間・・4~6週間

〇重度

状態

靱帯の全部が切れていて、関節が不安定

症状

捻挫した関節が腫れ、自分か他人が曲げると痛み、曲げられない。捻挫した関節がすごく曲がっている。

治療法

切れた靱帯をつなげる手術をする

完治までの時間・・2~3ヶ月、長い場合は6ヶ月

完治までの時間には個人差があります。

1週間しても痛みが取れなかったり、内出血が引かない場合は、整形外科へ行くことが大事です。

また、捻挫して下記のような状態が一つでもあったら、すぐに病院へ行ってください。

  • 指が明らかに変形している
  • 指の関節を動かそうとすると激痛が走る
  • 指の関節を自力で曲げ伸ばしできない
  • 指の関節がいつもに比べての1.5倍以上腫れている

引かない腫れを自然放置するのは危険

「指の捻挫は放っておけば自然に治る!」

と昔はよく言っていました。

でも、それは危険です。

確かに、軽度の捻挫であれば、安静にして冷やしておけば治るでしょう。

しかし、腫れが一週間も続いているのであれば、内出血している可能性があるので、靱帯が切れているかもしれません。

もし靭帯が損傷していた場合は、放置しておくと手術が必要になったり、治るまで余計に時間がかかることになります。

  • 指が変形して元通りに戻らなくなる
  • 後遺症が残る
  • 壊死してしまう

というケースも稀にあります。

捻挫の腫れは外からでは、症状の程度がわかりにくいので油断禁物なのです。

手の指の捻挫は放置せず、整形外科でレントゲンを撮って、適切な処置をするようにしましょうね。

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まとめ

昔は、突き指をしたらよく伸ばしていましたが、あれは間違いだったのですね。

手の指の捻挫はよく起こりがちですが、甘く見てはいけません。

「腫れや痛みが引かないなぁ」

と少しでも変だなと思ったら、すぐに病院で診てもらうほうが無難です。

病気の早期発見と同じで、早い処置をすることが早い回復につながりますからね。

また、運動をするときは捻挫を防ぐために、ストレッチなどの十分な準備体操をすることも効果的です。

手の指が不便になると何かと生活で困ることになるので、普段からのケアもしっかり行ってくださいね。