爪を抜くことを抜爪(ばっそう)と言います。

爪が正常に伸びていかず、指の肉に爪が食い込んで痛みが強い場合や化膿してしまった場合、爪を抜く処置をすることがあるのです。

部分抜爪や全抜爪などと言われますね。

でも、爪を抜くと聞くと

「痛みはないの?」

「抜いた後はどんな症状になるの?」

と気になりますよね。

今回は爪を抜く処置について解説しますので、参考にしてください。

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爪を抜く処置について。痛みがない方法もあるの?

治療法が必要な症状はいくつかあるのですが、代表的なのは巻き爪です。

爪を抜く、と聞くと不安に感じると思いますが、実はそんなに珍しい手術ではありません。

外科の手術の中では、割りと簡単な部類の手術ですし、所要時間もそこまで長くないです。

ただ、爪を抜く手術は局所麻酔でOKですし、簡便なものではあるのですが、手術後にはしっかりとケアをする必要があります。

医者では、一般的に痛み止めと抗生物質が処方されます。

そして、いろんな処置の仕方がありますが、短期間で根治的に治療する場合には、フェノール法と呼ばれる治療法を選択する医者もいます。

◯フェノール法とは

局所麻酔をして巻き込んでいる爪の部分を、爪根も一緒に3~5㎜の幅で切除する方法です。

フェノール液という薬品に浸した綿棒で細胞組織を焼きます。

薬品で細胞組織を焼くことを「焼灼」と言います。

これにより爪根からの再生が止まり、短期的に再発を防ぐことが期待できます。

処置は10分程度で済みます。

処置中も処置後も痛みは無く、処置後は翌日と一週間後に診察を受け、あとは1ヶ月後、半年後の来院で済みます。

処置翌日から就労が可能で、3~4日後から入浴も許可されます。

デメリットとしては、長期的には再発する可能性があったり、爪の形が悪くなる可能性がある、ということです。

10年以上先を考えた場合、あえてフェノール法を選ばないほうがよい、と考える医者もいます。

かかりつけ医によく相談してから、納得できる治療をするようにしましょう。

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爪を抜く処置が必要な症状とは?

できるだけ爪を抜く処置はできることなら避けたいものですよね。

しかし、症状に寄っては、抜爪をしたほうがいいケースもありますので、自己判断で我慢しないようにしてください。

爪を抜いたほうがいい、と診断されるケースとしては、下記の症状が挙げられます。

◯爪白癬

通常は爪白癬で爪を抜く処置は行うことはありません。

ですが、爪の厚みが増し、爪が曲がって皮膚に刺さることで痛みが強かったり、二次感染が治りにくいときに抜爪をする場合があります。

◯陥入爪、巻き爪、爪囲炎、ひょう疽

陥入爪や巻き爪の症状にもよりますが、ひどい症状になると、指に爪がくい込むことがあります。

その上、化膿して爪囲炎を起こしている場合や、激しい痛みが伴う場合、部分抜爪や全抜爪を行うことがあります。

また爪が生えてくる場合はどのくらいの期間がかかるの?

爪を抜いてしまった場合、どのくらいの期間でまた生えてくるのでしょうか?

足の指の爪が完全に剥がれてしまった時は、元通りになるまでは1ヶ月近くかかります。

しかも、完全に元通りになるわけではありません。

まず最初に短く生えて、それからまた次に生えてきて、完全に元通りになるまでは、半年くらいかかることもあります。

爪の場所にもよりますが、完全に元通りになるまでは、とても不便な思いをします。

それに、傷つけるとそこからバイキンが入ることもありますので、爪が生えるまでの間は消毒をするなどして、ちゃんとケアするようにしましょう。

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巻き爪や陥入爪を防ぐためには

爪を抜く処置について説明してきましたが、できるだけ未然に防ぐにこしたことはありませんよね。

実は、巻き爪や陥入爪にならないように気をつけることは可能で、日ごろの爪の切り方がとても関係してきます。

巻き爪にならないように、正しい爪の切り方を知ることが重要です。

◯正しい爪の切り方は?

爪の白い部分を1~2㎜残して、まっすぐに切ります。

爪の先端と指の先端が同じ高さになるようにします。

爪の角は少しだけ丸みをもたせる程度に整えましょう。

爪切りを使うのではなく、できればヤスリを使うことをおすすめします。

そのときは、ヤスリを左右に動かすのではなく一方向に動かすことで二枚爪を防ぐことができます。

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まとめ

巻き爪などを悪化させてしまって爪を抜くまでになってしまうと、完治するまで時間がかかりますし、とても厄介です。

痛みがない治療法があったとしても、やっぱり生活は不便になりますしね。

爪がある時は、あるのが当たり前ですが、いざなくなると気になってしょうがないですし。

普段から正しく爪を切るなど、できるだけ爪を抜かないといけない状況にならないよう、気をつけたいものですね。

すでに、悪化させてしまった場合は、よくよく医者に相談して、納得できる処置を選択してくださいね。

医者によって、フェノール法を選択したり、選択しなかったりと意見は分かれるところです。